デジタル大辞泉 「思い詰める」の意味・読み・例文・類語 おもい‐つ・める〔おもひ‐〕【思い詰める】 [動マ下一][文]おもひつ・む[マ下二]そのことだけを深く考えて悩む。いちずに思い込む。「―・めた表情」[類語]悩む・煩う・思い煩う・苦しむ・悶もだえる・思い迷う・思い乱れる・苦悩する・懊悩おうのうする・煩悶はんもんする・憂悶ゆうもんする・苦悶くもんする・苦慮する・頭を痛める・頭を悩ます 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「思い詰める」の意味・読み・例文・類語 おもい‐つ・めるおもひ‥【思詰】 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]おもひつ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 一つの事柄をいちずに思いこんで悩む。また、深く考えて決心する。おもいきわめる。[初出の実例]「『いかで物越しに対面して、おぼつかなく思つめたること、少しはるかさん』といひければ」(出典:伊勢物語(10C前)九五)「早く心の清い所を見せてやり度い、ト一心に思詰めながら」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例