憂悶(読み)ユウモン

デジタル大辞泉 「憂悶」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐もん〔イウ‐〕【憂×悶】

[名](スル)思い悩み、苦しむこと。「事業の不振に憂悶する」
[類語]悩む苦しむわずらもだえる思い煩う思い迷う思い乱れる苦悩する懊悩おうのうする煩悶はんもんする苦悶くもんする苦慮する頭を痛める頭を悩ます思い詰める

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精選版 日本国語大辞典 「憂悶」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐もんイウ‥【憂悶・憂懣】

  1. 〘 名詞 〙 悲しみもだえること。悩み苦しむこと。
    1. [初出の実例]「難渋の事、憂悶の心、及び諸費随て増長す」(出典:異人恐怖伝(1850)下)
    2. [その他の文献]〔漢書‐燕王旦伝〕

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普及版 字通 「憂悶」の読み・字形・画数・意味

【憂悶】ゆう(いう)もん

うれえ悩む。〔伝習録、上、陸元静の録する所〕(陸)澄~忽ち家信至る。言ふ、兒のしと。澄、心甚だ憂悶し、堪ふること能はず。先生曰く、此の時に正に宜しく功を用ふべし。(も)し此の時に放せば、閑時の學は何の用ぞ~と。

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