デジタル大辞泉 「懊悩」の意味・読み・例文・類語 おう‐のう〔アウナウ〕【×懊悩】 [名](スル)なやみもだえること。煩悶はんもん。「行き詰まって懊悩する日々」[ト・タル][文][形動タリ]悩みもだえるさま。「腕を拱くみ顋あごを襟に埋めて―たる物思いに沈んだ」〈二葉亭・浮雲〉[類語]悩む・苦しむ・煩わずらう・悶もだえる・思い煩う・思い迷う・思い乱れる・苦悩する・煩悶はんもんする・憂悶ゆうもんする・苦悶くもんする・苦慮する・頭を痛める・頭を悩ます・思い詰める 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「懊悩」の意味・読み・例文・類語 おう‐のうアウナウ【懊悩】 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) 心の底で悩みもだえること。また、そのさま。煩悶。[初出の実例]「情話不レ覚累レ刻、及レ夜而懊悩、以迄レ今未レ蘇」(出典:惺窩文集(1627頃)四・与玄同) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例