性信入道親王(読み)しょうしんにゅうどうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「性信入道親王」の解説

性信入道親王 しょうしんにゅうどうしんのう

1005-1085 平安時代中期-後期,三条天皇の第4皇子。
寛弘(かんこう)2年8月1日生まれ。8年親王となり,寛仁(かんにん)2年真言宗仁和(にんな)寺で出家,治安(じあん)3年済信(さいしん)に灌頂(かんじょう)をうける。承暦(じょうりゃく)元年法勝寺(ほっしょうじ)検校(けんぎょう)。孔雀(くじゃく)経法をしばしば修し,空海の再来と称され大御室とよばれた。応徳2年9月27日死去。81歳。俗名は師明(もろあきら)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android