恵日(読み)えにち

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

恵日
えにち

生没年不詳。飛鳥時代の医家。雄略天皇の3年に百済(くだら)より渡来したといわれる名医徳来5世の子孫。代々難波薬師(なにわのくすし)の姓を賜って医を業とした。623年(推古天皇31)に15年の留学を終えて隋(ずい)から帰り、654年(白雉5)には遣唐副使として再度大陸に渡っている。その後、難波薬師の同族が増え、医業以外の者も出るようになったため、恵日の子孫の奈良(生没年不詳)らが願い出て、758年(天平宝字2)に許され難波連(むらじ)に改姓した。[宗田 一]

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精選版 日本国語大辞典の解説

けい‐じつ【恵日】

〘名〙 太陽、日。転じて、天地のめぐみ。
※経国集(827)一〇・讚仏〈称徳天皇〉「慧日照千界。慈雪覆万生

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