悪巧み(読み)ワルダクミ

デジタル大辞泉 「悪巧み」の意味・読み・例文・類語

わる‐だくみ【悪巧み】

悪い計画。奸計かんけい奸策。「悪巧みが露見する」
[類語]陰謀策略計略作戦謀略はかりごと企み画策策動術策権謀謀計奸策詭計深謀遠謀深慮わな機略

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精選版 日本国語大辞典 「悪巧み」の意味・読み・例文・類語

わる‐だくみ【悪巧・悪工】

  1. 〘 名詞 〙 悪質な計略。悪いたくらみ。奸策。
    1. [初出の実例]「商買は人任せ、伴頭衆のよいのはなくなり、丈八ぐみはいろいろの悪だくみで」(出典:滑稽本・当世阿多福仮面(1780))
    2. 「お国と源次郎の奸策(ワルダクミ)一伍一什を竊聞致しまして」(出典怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉七)

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