日本のIT(情報技術)化推進のために、ソフトウェア開発や人材育成などを行っている独立行政法人。略称IPA。1970年(昭和45)設立の特別認可法人情報処理振興事業協会が前身で、2004年(平成16)の特殊法人改革により現機構となった。「社会基盤としてのITの安全性・信頼性の確保」「国際競争力の強化」「世界に通用する高度IT人材の育成」の三つを任務として活動している。
具体的な事業としては、コンピュータ・ウイルスやセキュリティホールに関する被害状況の調査・分析をはじめとする情報セキュリティ対策、産官学連携によるソフトウェア開発・改善への取り組み、人材の発掘・育成、オープンソフトウェアの推進、中小企業と地域のIT化推進支援などを行っている。2004年から国内最大級の国家試験である情報処理技術者試験の実施も担当している。
[編集部]
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