愛育(読み)アイイク

デジタル大辞泉 「愛育」の意味・読み・例文・類語

あい‐いく【愛育】

[名](スル)かわいがって育てること。
「此詩体を―したる諸君に向って感謝の意を表する者なり」〈独歩・独歩吟〉
[類語]育児子育て保育養育訓育守り育てる

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精選版 日本国語大辞典 「愛育」の意味・読み・例文・類語

あい‐いく【愛育】

  1. 〘 名詞 〙 かわいがって育てること。大事に育てること。
    1. [初出の実例]「お雪とも中睦ましくして、金の介を愛育し」(出典:人情本・仮名文章娘節用(1831‐34)三)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐謝夷吾伝〕

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普及版 字通 「愛育」の読み・字形・画数・意味

【愛育】あいいく(ゐく)

めぐみ育てる。〔後漢書、王符伝〕(潜夫論、貴忠)夫(そ)れ王のするは、天なり。皇天の愛するは、人なり。

字通「愛」の項目を見る

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