慈海(読み)じかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「慈海」の解説

慈海 じかい

1624-1693 江戸時代前期の僧。
寛永元年生まれ。天台宗武蔵(むさし)川越(埼玉県)喜多院をへて,江戸寛永寺凌雲院の住持となる。訓点をほどこした経や陀羅尼(だらに)を出版し,慈海本とよばれた。大僧正元禄(げんろく)6年2月16日死去。70歳。江戸出身。俗姓須田。字(あざな)は宋順。著作に「天台四教集解標指鈔」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android