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慧慈 エジ

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デジタル大辞泉の解説

えじ〔ヱジ〕【慧慈】

[?~623]高麗の僧。推古天皇3年(595)に来日、聖徳太子の師となり、法興寺で仏法を説いた。同23年帰国。太子の「法華義疏」を広めた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

慧慈 えじ

?-623 高句麗(こうくり)(朝鮮)の僧。
推古天皇3年(595)に来日。聖徳太子の師となり,同年百済(くだら)(朝鮮)からきた慧聡とともに三宝(さんぼう)の棟梁として尊敬された。23年帰国した。栄留王6年2月22日死去。

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朝日日本歴史人物事典の解説

慧慈

没年:推古31.2.22(623.3.28)
生年:生年不詳
7世紀の高句麗の僧。恵慈とも書く。推古3(595)年来日して,聖徳太子の師となり,百済から来日した恵聡(慧聡)と共に「三宝の棟梁」と称された。その事績は伝説的だが,聖徳太子と親交があり,太子の『三経義疏』制作事業に協力し,『法華経』について問答したり,帰国時に『三経義疏』を持ち帰ったという。また,伊与(予)の温湯(松山市の道後温泉)に太子,葛城臣と共にでかけ,その妙験をたたえたと記されている(『伊予国風土記』逸文)。推古23年に帰国し,のち太子の死去(622)を知ると,翌年の同じ日に浄土で再会することを誓い,その誓いどおりに入滅したという。聖徳太子の仏教文化興隆にブレーン的役割を果たした。

(松木裕美)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

えじ【慧慈 Hye‐ja】

?‐623
朝鮮,高句麗の学問僧。595年(推古3)に来日し,聖徳太子の仏教の師となり,同年渡来の百済慧聡とともに三宝の棟梁と尊ばれた。596年造営の飛鳥寺に住し,仏法の弘通にあたった。615年帰国し,622年太子の死をきいて大いに悲しみ,来年の命日に死ぬと予言し,約した日に入滅したので,時人は慧慈もまた聖なりと評したという。太子著の《三経義疏》を本国に持ち帰ったと伝えられる。【八木 充】

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大辞林 第三版の解説

えじ【慧慈】

?~622) 朝鮮、高句麗こうくりの僧。595年来朝、聖徳太子の師となり、二〇年後に帰国。太子の著した「法華義疏」を高句麗に伝えたといわれる。

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世界大百科事典内の慧慈の言及

【飛鳥美術】より

…地上に立ち並ぶ大陸伝来の壮麗な伽藍に比し,地下は依然として古墳の世界であり,新来の仏教文化と古墳文化の接点を,よく象徴するものといえよう。《日本書紀》によれば595年,高句麗から慧慈,百済から慧聡が来朝し,翌年の竣工とともに同寺止住の僧侶となり,ここにはじめて仏法僧が備わった法興寺が出現したのである。
[斑鳩移宮]
 598年になると,高句麗は隋の遼西地方に侵入し,隋は敗北した。…

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