デジタル大辞泉
「憎」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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にくしみ【憎】
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「にくしむ(憎)」の連用形の名詞化 ) 憎く思うこと。にくみ。にくさ。
- [初出の実例]「かほどまで、御悪(ニク)しみの深き事」(出典:浮世草子・武道伝来記(1687)一)
にく【憎】
- ( 形容詞「にくい」の語幹 ) 憎らしいこと。いけ好かないこと。多く感動表現に用いる。
- [初出の実例]「なほあらんよりは、あなにくとも聞き思ふべけれど」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「憎」の読み・字形・画数・意味
憎
常用漢字 14画
(旧字)
人名用漢字 15画
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の憎の言及
【エンペドクレス】より
…彼の哲学を解釈するにあたって,もっとも大きな問題はこの二つの著作の関係である。《自然について》は地水火風の四元素([四大])と,愛と憎という二つの力とを中心にして展開する宇宙論である。愛は四元素を結合する力,憎は分離する力であるが,この二つの力の勢力の消長交代によって宇宙は四つの時期に区分されながら永遠に回帰する。…
※「憎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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