成島毘沙門堂(読み)なるしまびしやもんどう

日本歴史地名大系 「成島毘沙門堂」の解説

成島毘沙門堂
なるしまびしやもんどう

[現在地名]東和町北成島

さるいし川を望む北岸の小高い木立の中にある。坂上田村麻呂創建との伝承がある。「邦内郷村志」に「在山上、本堂七間四面、本尊毘沙門長二丈運慶作、此山開基嘉祥三年八月慈覚大師御草創之由云伝」とみえ、嘉祥三年(八五〇)の開基とする。また当堂の傍ら阿弥陀堂があり、本尊がいたんできたので享保五年(一七二〇)修補した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む