デジタル大辞泉 「戚里」の意味・読み・例文・類語 せきり【戚里】 《中国、漢の時代に、后妃の家族・親類の長安での居住域を「戚里」とよんだところから》天子の母方の親類。天子の外戚。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「戚里」の意味・読み・例文・類語 せきり【戚里】 [ 1 ] 中国、漢の時代に天子の外戚およびその親族が住居した長安の地名。[初出の実例]「戚里繁華歇 皇家淑徳収」(出典:文華秀麗集(818)中・侍中翁主挽歌詞〈嵯峨天皇〉)[ 2 ] 〘 名詞 〙 ( [ 一 ]から転じて ) 天子の外戚およびその親族。また、天子の母方の里をいう。戚畹(せきえん)。[初出の実例]「戚里辞二栄親一、玄門問二覚津一」(出典:経国集(827)一〇・和藤六郎出家之作〈淡海三船〉)「先帝の御時、戚里の臣として久しく朝家につかうまつる」(出典:平家物語(13C前)一〇)[その他の文献]〔史記‐石奮伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例