出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
戸籍の記載のうち、請求者の指定した一部の者の事項のみを記載したもの。戸籍謄本が戸籍の全部を記載したものであるのに対し、戸籍抄本は、その一部のみが記載されていることが両者の違いである。したがって、戸籍に記載されている全員ではなく、一部の者についての情報のみを取得したいときは、戸籍抄本を取得することとなる。なお、戸籍のコンピュータ化に伴い、戸籍抄本は、正式には、「個人事項証明書」とよばれる。
2019年(令和1)5月24日に成立した戸籍法の一部を改正する法律では、各種の社会保障手続でマイナンバー制度を利用することにより、戸籍謄抄本の提出を省略することができるとした。また、戸籍の届出における戸籍謄抄本の添付を不要とし、さらに、本籍地以外での戸籍謄抄本の発行を可能とした(2024年運用開始予定)。
[野澤正充 2021年5月21日]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新