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抵当標石 ていとうひょうせき

世界大百科事典 第2版の解説

ていとうひょうせき【抵当標石】

ギリシア語のホロスhoros(複数形ホロイhoroi)の訳。ホメロスの詩ではこの語の古い形であるourosは公有地や私有地の境界標石の意味で使われているが,歴史時代には抵当に入れられた土地の境や家屋のそばに立てられた石柱で,そこには債務者・債権者の名と負債額が刻まれるのが通例であった。アテナイではソロン以前に借財によって土地が債権者の管理下に入ったことを表示する抵当標石が存在したが,ソロンは借財の帳消しによってこの抵当標石を取り去ったと伝えられる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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