ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルコン」の意味・わかりやすい解説
アルコン
archōn
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「統治者」を意味するギリシア語で、広く役人一般をさすが、とくに貴族政成立以後のポリスの最高役人(団)の称号として用いられ、アテネのものがもっとも有名。アテネでは、ポリス(都市国家)を代表し、おもに行政をつかさどったアルコン・エポニモス、国家宗教を任としたバシレウス、軍事と非市民関係の司法を担当したポレマルコス、種々の裁判関係業務にあたった6名のテスモテテスの合計9名からなる。任期1年でポリス統治の重責を担ったが、紀元前487年に選任方法として抽選制が導入され、前457年に被選任資格が農民級の市民にまで拡大されてから、しだいに政治上、軍事上の重要性を失い、その地位を将軍に奪われた。
[清永昭次]
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