抽象的(読み)チュウショウテキ

デジタル大辞泉の解説

ちゅうしょう‐てき〔チウシヤウ‐〕【抽象的】

[形動]
いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考えるさま。「本質を抽象的にとらえる」
頭の中だけで考えていて、具体性に欠けるさま。「抽象的で、わかりにくい文章」⇔具象的具体的

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ちゅうしょうてき【抽象的】

( 形動 ) 〔abstract〕
概念的で一般的なさま。 「現象を-にとらえる」
事物を観念によって一面的にとらえ、実際の有り様から遠ざかっているさま。 「 -な説明に終始する」
▽⇔ 具象的具体的

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ちゅうしょう‐てき チウシャウ‥【抽象的】

〘形動〙
① 個々の事物本質・共通の属性を抜き出して、一般的な概念をとらえるさま。
※善の研究(1911)〈西田幾多郎〉一「もしその意味が単に抽象的共通といふことであれば」
② 単に概念的に思考されるだけで、実際の形態・内容を持たないさま。⇔具体的
※文学者となる法(1894)〈内田魯庵〉三「『俗』と『粋』若くは『通』とは〈略〉自(おのづか)ら画定せる区域なきにあらねども之を抽象的(チウシャウテキ)に説くは中々難かし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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