担ぎ上げる(読み)カツギアゲル

デジタル大辞泉 「担ぎ上げる」の意味・読み・例文・類語

かつぎ‐あ・げる【担ぎ上げる】

[動ガ下一][文]かつぎあ・ぐ[ガ下二]
物をかついで上の方へ上げる。かついで運び上げる。「荷物三階まで―・げる」
頼んだりおだてたりして、人を表面に押し立てる。「委員長に―・げる」
[類語]担ぐ担う負う負ぶう背負う背負しょ引っ担ぐ負んぶ肩車

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「担ぎ上げる」の意味・読み・例文・類語

かつぎ‐あ・げる【担上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
  2. 肩や背に物をになう。また、になって高い所に運び上げる。
    1. [初出の実例]「佐次兵衛は荷を担(カツ)ぎ上(ア)げて行きながら」(出典人情本風俗粋好伝(1825)前)
  3. 人の上に立つ人として、おし立てる。おだてて表面に出す。まつりあげる。
    1. [初出の実例]「招牌(かんばん)に担(カツ)ぎ上げる今大平子爵や黒住博士」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵投機)

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