デジタル大辞泉
「担ぐ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かつ・ぐ【担】
- ( 「かつぐ(被)」と同語源 )
- [ 1 ] 〘 他動詞 ガ五(四) 〙
- ① 肩にかけてになう。かたげる。
- [初出の実例]「小節巻の弓の拳太なるを肩にかつき」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)四)
- ② 自分たちの上に立つ人として推し立てる。まつり上げる。また、おだてて、上の地位におく。
- [初出の実例]「代助は英雄なぞに担(カツ)がれたい了見は更にない」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉一三)
- ③ あざむく。だます。からかって、いっぱいくわせる。
- [初出の実例]「こんな好(いい)加減な事を吹き散らして人を担(かつ)ぐのを唯一の楽(たのしみ)にして居る男である」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一)
- ④
- (イ) ( 受身の形で用いられることが多い ) 女性を誘拐する。相手の女も合意の上で親元を逃げ去る場合もいう。
- [初出の実例]「かついだといふはうそ成り手を引て」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦九(1759)智二)
- (ロ) 女性に暴行することをいう。〔特殊語百科辞典(1931)〕
- ⑤ ( 「御幣(ごへい)をかつぐ」の略 ) 迷信や慣習にとらわれる。縁起などを気にする。
- [初出の実例]「御幣かつぎは言語の上にもかつぐ様になって、正月にごまめや煮豆をたべるのはまめといふ事であり」(出典:国民性十論(1907)〈芳賀矢一〉三)
- ⑥ 相場を高値につける。
- [ 2 ] 〘 自動詞 ガ五(四) 〙 相場が上がる。〔取引所用語字彙(1917)〕
かた・ぐ【担】
- [ 1 ] 〘 他動詞 ガ四段活用 〙 =かたげる(担)
- [初出の実例]「大さき玄蕃どのは、十七たちをかたいだ。弓をこそかたげ。たちをこそかたげ」(出典:歌謡・巷謡篇(1835)下・高岡郡左川郷玄蕃踊歌)
- [ 2 ] 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙 ⇒かたげる(担)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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