デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「拈橋倀因」の解説 拈橋倀因 ねんきょう-ちょういん ?-1591 戦国-織豊時代の僧。曹洞(そうとう)宗。甲斐(かい)(山梨県)広厳院の箇学光真(こがく-こうしん)に師事し,その法をつぐ。光真の死後,武田信玄の要請で広厳院の住持となる。天正(てんしょう)10年徳川家康が武田勝頼の冥福(めいふく)をいのるために建立した甲斐景徳院の開山(かいさん)となった。天正19年10月15日死去。甲斐出身。俗姓は小宮山。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例