拘留孫仏(読み)クルソンブツ

デジタル大辞泉 「拘留孫仏」の意味・読み・例文・類語

くるそん‐ぶつ【拘留孫仏】

《〈梵〉krakucchandha-buddhaの音写過去七仏の第四仏。賢劫げんごうの時に出現する千仏の第一仏。くるそん。

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精選版 日本国語大辞典 「拘留孫仏」の意味・読み・例文・類語

くるそん‐ぶつ【拘留孫仏】

  1. ( [梵語] krakucchandha-buddha の訳語 ) 仏語。過去七仏の第四。また現代を含む賢劫(げんごう)の時代に出現するという千仏の第一仏。姓は迦葉(かしょう)、父は祀得、母は善枝、子は上勝といい、尸利沙樹下で成仏したと伝えられる。出世の時期は人寿四万歳とも五万歳とも六万歳ともいわれ、定説はない。一度の説法で解脱させた衆生の数は四万人という。くるそん。

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