バッドキアリー症候群(読み)バッドキアリーショウコウグン

デジタル大辞泉 「バッドキアリー症候群」の意味・読み・例文・類語

バッドキアリー‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【バッドキアリー症候群】

Budd-Chiari syndrome肝静脈や肝部下大静脈が閉塞へいそく狭窄きょうさくし、門脈圧亢進症に至る疾患。異所性静脈瘤・腹水肝機能障害・下腿のむくみ・下肢静脈瘤・腹壁静脈の怒張などの症状を示す。原因が不明なものと、肝癌かんがん転移性肝腫瘍鬱血性うっけつせい心疾患・白血病・静脈血栓症などが原因となるものとがある。多くの場合は慢性経過をとるが、急性閉塞狭窄をきたす場合もある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android