振替預金(読み)ふりかえよきん

精選版 日本国語大辞典 「振替預金」の意味・読み・例文・類語

ふりかえ‐よきん ふりかへ‥【振替預金】

〘名〙 銀行割引または貸出しを行なう際、借入者の預金口座に入金することによって生じる預金授受は、通常小切手で行なわれる。ふりかえ。〔現代文化百科事典(1937)〕

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デジタル大辞泉 「振替預金」の意味・読み・例文・類語

ふりかえ‐よきん〔ふりかへ‐〕【振替預金】

銀行など金融機関の貸し付けや手形割引による貸付金または手形金額受取人口座に入金し、預金に振り替えたもの。

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百科事典マイペディア 「振替預金」の意味・わかりやすい解説

振替預金【ふりかえよきん】

振替制度の下で振替によって支払に当てられる預金,または振替の結果生じた預金。日本では振替制度の下でなくても,金融機関から貸付または割引を受けた場合の手取金をそのまま預金に振り替えたものも振替預金という。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「振替預金」の意味・わかりやすい解説

振替預金
ふりかえよきん

銀行から受取る貸付や手形割引の手取金を預金に振替えたもので,企業当座預金にはこの種のものが多い。必要に応じてこの預金に対して小切手を振出し,あるいは手形の決済にあてる。これに対して現金,小切手などによって銀行に預け入れられた預金を現金預金という。

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