掃出し窓(読み)ハキダシマド

デジタル大辞泉 「掃出し窓」の意味・読み・例文・類語

はきだし‐まど【掃(き)出し窓】

室内のちり・ごみを掃き出すために、床と同じ高さに設けた小窓
[類語]出窓明かり取り天窓引き窓円窓連子窓無双窓覗き窓飾り窓ウインドーショーウインドー

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「掃出し窓」の意味・わかりやすい解説

掃出し窓
はきだしまど

床面を掃き掃除するときに塵埃(じんあい)を外部に掃き出すのに便利なように設ける開口部のことで、掃出し口(くち)ともいう。そのために敷居はかならず床面と同水準とするが、高さは15センチメートル、幅は30センチメートルもあれば十分で、内側に引込み式の建具を設ける。一般に地窓(じまど)とよばれるものはおおむね掃出し窓を兼ねている。

[山田幸一]

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