教育関係者が学校へ行って、実際に行われている授業を観察することをいう。教育関係者がだれであるかによって、観察する目標や内容が異なる。
参観主体が父母である場合に、授業参観ということが多い。この場合には、授業における教師の教授活動やわが子の学習活動のようすを観察し、これを媒介にして学校の教育活動に対する理解を増すとともに、子供の教育をめぐって教師との交流を深めることが目ざされる。
参観主体が教師志望の学生ないし実習生である場合には、授業参観は、授業をみる目を養い、授業を展開する力を育てるために、授業について学ぶことが中心となる。したがって、児童・生徒の活動とそれに対する教師の教授活動に観察の力点が置かれることになろう。さらに参観主体が現場の教師や研究者である場合には、授業参観は、授業を研究して改善する意味を強くもってくる。それは授業研究ないし授業分析のためのものとなる。したがって、それは単なる観察ではなく、系統的な観察と記録になり、一定の研究方法に基づく分析を伴うことになる。
[長谷川榮]
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