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接触抵抗 せっしょくていこうcontact resistance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

接触抵抗
せっしょくていこう
contact resistance

2つの導体を互いに接触させて電流を流すと,その接触部に電圧降下と温度上昇が生じる。これは接触部に抵抗ができるためで,その値は導体の種類,圧力,酸化膜の有無,吸着気体の状態,電流密度などによって異なる。

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デジタル大辞泉の解説

せっしょく‐ていこう〔‐テイカウ〕【接触抵抗】

二つの導体を接触させたとき、その面に生じる電気抵抗

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大辞林 第三版の解説

せっしょくていこう【接触抵抗】

二つの物体を接触させて電流を流すとき、その界面近傍に存在する電気抵抗。面の状態、面に加わる圧力、電流の大きさなどさまざまな要素に依存し、非線形なことが多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

接触抵抗
せっしょくていこう

二つの導体を接触させたとき、その接触面に生ずる抵抗。二つの導体を直列に接続したとき、その全体の抵抗は、おのおのの導体の抵抗の和よりも大きいのが普通である。この余分な抵抗は導体の接触面に生ずるものである。これは、導体の表面の凹凸により、電流が流れる実際の接触断面積は見かけの接触断面積より小さいことや、導体表面が酸化物や油など電流を通しにくい物質で汚れていることからおこる。接触抵抗は、接触圧力、電流を増すと減少する傾向がある。接触抵抗の結果、導体に電流を流すと、導体内部では電位は滑らかに変化するが、接触面では不連続的に変化する。この電位差と電流との比をとって接触抵抗の定義とする。二つの導体を接触させたとき、静電気的な電位差が生じ、これは接触電位差とよばれている。接触抵抗による導体間の電位差は電流が流れているときのみ生ずるものである。[山口重雄]

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