デジタル大辞泉 「撃柝」の意味・読み・例文・類語 げき‐たく【撃×柝】 拍子木を打ち鳴らすこと。また、打ち鳴らす人。「夜番の―の音がきこえ出すと」〈梶井・冬の日〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「撃柝」の意味・読み・例文・類語 げき‐たく【撃柝】 〘 名詞 〙① 拍子木をたたくこと。また、その音。また、拍子木をたたく人。抱関撃柝(ほうかんげきたく)。〔広益熟字典(1874)〕[初出の実例]「夜が更けて夜番の撃柝(ゲキタク)の音がきこえ出すと」(出典:冬の日(1927)〈梶井基次郎〉二)[その他の文献]〔春秋左伝‐哀公七年〕② 取引市場で、立会(たちあい)の始めと終わりを知らせ、または売買値段の一致した瞬間に拍子木(ひょうしぎ)を打つこと。また、それを打つ係員。木(柝)打ち。木入れ方。〔商業経済辞典(1938)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「撃柝」の読み・字形・画数・意味 【撃柝】げきたく 拍子木をうつ。よまわり。〔子、栄辱〕或いは天下を祿とするも、自ら以て多しと爲さず。或いは監門(門番・関守)、關(はうくわん)柝(夜警)なるも、自ら以て寡(すく)なしと爲さず。字通「撃」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報