政見放送(読み)セイケンホウソウ

デジタル大辞泉 「政見放送」の意味・読み・例文・類語

せいけん‐ほうそう〔‐ハウソウ〕【政見放送】

公職選挙法に基づき、衆参両院議員・都道府県知事選挙の立候補者がその政見を発表するラジオテレビ放送放送局はその内容について責任を直接問われない。

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精選版 日本国語大辞典 「政見放送」の意味・読み・例文・類語

せいけん‐ほうそう‥ハウソウ【政見放送】

  1. 〘 名詞 〙 公職選挙法で許される選挙運動一つとして、衆参両院議員・都道府県知事選挙の候補者が、立候補の弁や政策を発表する無料放送。〔放送法(1950)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「政見放送」の意味・わかりやすい解説

政見放送
せいけんほうそう

選挙期間中に候補者がラジオ,テレビ放送で行なう政見発表のこと。衆議院選挙,参議院選挙,都道府県知事選挙の候補者は,公費負担により1人5分 30秒の政見放送をテレビとラジオで行なうことができる。 1948年にラジオによる経歴放送が導入されたのが始まりであるが,69年からテレビの政見放送が開始された。世論調査に基づく研究によると,政見放送を見たことが有権者の得票行動に影響を与えたというケースはあまりないようである。

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