料金後納郵便(読み)りょうきんこうのうゆうびん

共同通信ニュース用語解説 「料金後納郵便」の解説

料金後納郵便

1カ月分の郵便料金翌月にまとめて支払う日本郵便のサービス。種類の異なる郵便物荷物でも、預金口座からの引き落としや振り込みで料金を一括払いできる。事前に取扱郵便局での承認が必要。郵便物は毎月50通以上差し出すことが条件で、概算で1カ月の利用料金の2倍以上を担保として支払う。切手を貼る手間が省ける上、条件によっては料金が割引されるため、ダイレクトメール行政文書を大量に発送する企業や自治体が多く利用している。承認を受けた取扱局の窓口で差し出せるほか、専用ケースに入れてポストに投函とうかんする方法もある。

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関連語 名詞 投函

精選版 日本国語大辞典 「料金後納郵便」の意味・読み・例文・類語

りょうきんこうのう‐ゆうびんレウキンコウナフイウビン【料金後納郵便】

  1. 〘 名詞 〙 毎月一定数以上の郵便物を差し出す者に対し、郵便局長が承認の上、郵便料金をまとめて翌月に納付させる制度。また、その扱いを受ける郵便物。昭和一九年(一九四四)に従来の約束郵便制度を拡張改正して発足

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