新保守主義〔アメリカ〕(その他表記)neo-conservatism

山川 世界史小辞典 改訂新版 「新保守主義〔アメリカ〕」の解説

新保守主義〔アメリカ〕(しんほしゅしゅぎ)
neo-conservatism

1980年代にレーガン大統領ら共和党保守派が唱えた政治理念。政府による企業活動の規制,高額所得者への高率課税,ばらまき福祉などがアメリカ経済の停滞をもたらしたとして,規制撤廃,大幅減税,福祉の見直しによる経済の活性化を提唱した。また宗教心の薄れが道徳退廃をもたらしたとして,公立学校においても祈祷の時間を設けることを主張した。また対外政策面ではソ連脅威をあらためて強調した。変革をめざす保守主義であることが特徴。冷戦終結後は対外政策面では単独行動主義に傾く。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む