新愛知(読み)しんあいち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新愛知」の意味・わかりやすい解説

新愛知
しんあいち

1888年7月5日,自由民権運動なか大島宇吉名古屋創刊した日刊新聞。その後は政友会系になり,地方紙の雄として発展した。 1942年9月1日戦時中新聞統合で『名古屋新聞』と合併し,『中部日本新聞』 (いまの『中日新聞』) となった。

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デジタル大辞泉プラス 「新愛知」の解説

新愛知

日本の新聞のひとつ。1888年7月、名古屋で創刊。社長自由党員の大島宇吉。当初は自由党寄りの論調だったが、事業規模拡大とともに“厳正中立不偏不党”へと編集方針を転換東海地方の代表的な新聞に発展。戦時中の新聞統合政策により、1942年に「名古屋新聞」と合併、「中部日本新聞」となる。

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世界大百科事典(旧版)内の新愛知の言及

【中日新聞】より

…愛知,岐阜,三重3県を中心に東海・北陸地方,長野県南部を配布地域とするブロック紙。1942年,戦時新聞統合で名古屋の二大紙《新愛知》と《名古屋新聞》が合併して《中部日本新聞》を創刊,65年《中日新聞》と改題した。1960年金沢で《北陸中日新聞》を創刊,現在は両本社をファクシミリで結んで紙面を制作,発行している。…

※「新愛知」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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