新赤色砂岩(読み)しんせきしょくさがん

百科事典マイペディアの解説

新赤色砂岩【しんせきしょくさがん】

中部ヨーロッパのバリスカン造山運動による山脈の内側に堆積した三畳系。乾燥気候のもとで形成された赤色の砂岩・レキ岩を特徴とする陸成層を主とし,浅海成層をはさむ。デボン紀カレドニア造山運動による旧赤色砂岩に対し新赤色砂岩と呼ばれる。広義には各地の同じ時期の同様の堆積層に対しても使用。

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世界大百科事典 第2版の解説

しんせきしょくさがん【新赤色砂岩 New Red Sandstone】

旧赤色砂岩に対して,イギリスに分布する新期の赤色岩層につけられた総称。時代的には,二畳紀~三畳紀にまたがるもの。新赤砂岩ともいう。石炭系またはこれより古い地質系統を不整合におおい,海成ジュラ系に不整合におおわれる。下部はドイツの二畳系赤底統に,三畳系の一部は同じくドイツの斑砂(はんさ)統に相当する主として陸成の厚い赤色岩層で,バリスカン造山運動の後造山性堆積物とみなされる。礫層(れきそう)のような粗粒堆積のみでなく,風成の砂,シルト岩層や,ときに岩塩,セッコウのような蒸発岩をはさみ,乾燥・砂漠性気候下の堆積とされる。

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