日不見(読み)ヒミズ

デジタル大辞泉の解説

ひ‐みず【日見】

モグラ科の哺乳類。体形はモグラに似て小さく、体長9~11センチ。尾は長い。日本特産で、本州以南の山林茂み・笹やぶにすみ、地中にトンネルを掘ってミミズや昆虫を食ベ、地上にもかなり出歩く。ひみずもぐら。
淡路島佐渡で、12月13日のこと。吉凶を見る必要がない吉日とされ、正月の準備を始める。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ひ‐みず【日不見】

〘名〙
① モグラ科の哺乳類。体長九~一一センチメートル。体形はモグラに似るが小形で、口吻(こうふん)はとがり、前肢はシャベル状をなすが小さい。体毛は黒または暗褐色のビロード状で、紫または緑の光沢を帯びる。耳たぶはなく、目は退化して皮下に埋まる。平地から山地の落葉層に穴を掘ってすみ、小昆虫やミミズを食べる。日本特産で、本州以南に分布する。本種に似てさらに小形のヒメヒミズは本州中部以北と四国の高山に分布する。ひみずもぐら。ひみずむぐら。〔日葡辞書(1603‐04)〕
② 貝「いしまてがい(石蟶貝)」の異名。

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