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日昭 にっしょう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

日昭 にっしょう

1221-1323 鎌倉時代の僧。
承久(じょうきゅう)3年生まれ。下総(しもうさ)の人。日蓮門下六老僧のひとり。日昭門流(浜門流)の祖。天台宗から改宗。日蓮が佐渡に流されると,鎌倉にのこり教団をまもる。日蓮の葬儀をとりしきり,のち相模(さがみ)(神奈川県)に法華寺,妙法寺をひらいた。元亨(げんこう)3年3月26日死去。103歳。俗姓は印東。字(あざな)は弁。通称は大成弁阿闍梨(あじゃり)。号は不軽院。著作に「法華本門円頓戒相承血脉譜」など。

出典|講談社
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朝日日本歴史人物事典の解説

日昭

没年:元亨3.3.26(1323.5.1)
生年:承久3(1221)
鎌倉時代日蓮宗の僧。弁阿闍梨という。下総(千葉県)の人と伝えられる。天台僧で比叡山に住していたが,日蓮に帰服後,教団の長老格の存在として活動,鎌倉に法華寺を開いた。弘安5(1282)年,日蓮によって六老僧が指名されると,その中心的地位を占めた。学風は天台宗の影響が強く,弟子の中には天台宗で受戒するものも出たという。鎌倉幕府による日蓮教団弾圧の動きが起こると,「天台沙門」(天台宗の僧)と名乗り,幕府のための祈願を行って難を避けた。103歳の長寿を保ったといわれる。<参考文献>立正大学日蓮教学研究所編『日蓮教団全史』上

(佐藤弘夫)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日昭
にっしょう
(1221―1323)

鎌倉後期の日蓮(にちれん)宗の僧。日蓮六老僧の第一位。弁阿闍梨(べんあじゃり)と称する。下総(しもうさ)(千葉県)能手(ので)の人、日朗(にちろう)の叔父。日蓮より1歳年長で、比叡山(ひえいざん)の学友であったが、1253年(建長5)日蓮門下となる。日蓮が鎌倉になきときはつねに補処(ふしょ)として教団を護持指導した。日蓮滅後、鎌倉浜土(はまど)(のち伊豆玉沢(たまさわ)に移転)に法華寺(ほっけじ)(現在は妙法華寺)を建立、さらに、相州(神奈川県)名瀬(なせ)(のち越後(えちご)村田へ)に妙法寺を創立した。著述に『経釈秘抄要文(きょうしゃくひしょうようもん)』『申状(もうしじょう)』『日成譲状(にちじょうゆずりじょう)』などがある。[浅井円道]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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