日米安全保障高級事務レベル協議(読み)ニチベイアンゼンホショウコウキュウジムレベルキョウギ

デジタル大辞泉 の解説

にちべいあんぜんほしょう‐こうきゅうじむレベルきょうぎ〔ニチベイアンゼンホシヤウカウキフジム‐ケフギ〕【日米安全保障高級事務レベル協議】

日本米国相互にとって関心のある安全保障上の諸問題について、両国次官局長級の要人意見を交換する場。参加者は厳密に定めてられていないが、日本から外務省北米局長・防衛省防衛政策局長、米国から国務次官補・国防次官補などが参加する。SSC(Security Subcommittee)。→日米安全保障協議委員会

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

日米安全保障高級事務レベル協議
にちべいあんぜんほしょうこうきゅうじむレベルきょうぎ
Security Subcommittee; SSC

日本とアメリカ合衆国が相互に関心のある安全保障上の問題について意見交換を行なう協議日米安全保障条約4条が根拠となっている。参加者は一定していないが,日本側は外務省北米局長,防衛省防衛政策局長,アメリカ側は国務次官補(→国務省),国防次官補(→国防省)など,事務レベルの要人によって行なわれている。(→日米安全保障協議委員会

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