昌城(読み)しょうじょう(英語表記)Chansong

世界大百科事典 第2版の解説

しょうじょう【昌城 Chansong】

朝鮮民主主義人民共和国,平安北道北部の郡。鴨緑江中流の水豊湖沿岸にあり,飛来峯(1470m)に発源し,郡内を貫流する昌洲川渓谷沿いに集落が形成されている。斜面を段々畑として開墾し,トウモロコシ等の畑作,畜産を主とする農業地帯となっている。中心地の昌城邑はもと鴨緑江河岸にあり,李朝時代初めから北境防備の拠点が置かれた町だが,1939年,水豊ダムの建設によって沈水し,現在地へ移転した。【谷浦 孝雄】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

昌城
しょうじょう / チャンソン

北朝鮮、平安北道(へいあんほくどう/ピョンアンプクド)昌城郡にある邑(ゆう)(町)。郡の所在地。鴨緑江(おうりょくこう)下流の支流映洲(えいしゅう)川右岸に位置している。不毛の寒冷地であったが、1945年の解放後、平地から丘陵地に至るまで耕地整理が進み、畑作物、果実栽培、養蚕が行われるようになった。また果実酒製造、縫製、製紙などの地方工業企業体がある。北東12キロメートルには水豊(すいほう/スープン)発電所がある。[魚 塘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大学入試センター試験

国立大学の共通第1次学力試験制度は、1979年度に導入された。入学試験を第1次と第2次とに分け、第1次試験は大学入試センターが共通学力試験を実施。第2次試験は各大学がきめ細かな入学者選抜を行うことを目...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

昌城の関連情報