明智光秀妻(読み)あけち みつひでの つま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明智光秀妻」の解説

明智光秀妻 あけち-みつひでの-つま

1535-1582 戦国-織豊時代の女性。
天文(てんぶん)4年生まれ。細川ガラシャの母。妻木氏の出身で,名は煕子(ひろこ)とも。光秀没後,近江(滋賀県)坂本城開城が論議されたさい,家臣にいきのびるよう説いた。天正(てんしょう)10年6月15日落城に際し娘婿秀満の手で刺殺された。48歳。
格言など】我等親子速に自害せしめ候わば末代までも当家恥辱はあるまじく候(「明智軍記」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android