デジタル大辞泉 「明暢」の意味・読み・例文・類語 めい‐ちょう〔‐チヤウ〕【明×暢/明×鬯】 [名・形動]1 明るくのびのびとしていること。また、そのさま。「―清朗なる希臘田野の夢」〈上田敏訳・海潮音〉2 明快で筋道が通っていること。また、そのさま。「この親切なるかつ―平易なる手紙は」〈子規・病牀六尺〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「明暢」の意味・読み・例文・類語 めい‐ちょう‥チャウ【明暢・明鬯】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 明るくのびのびしていること。空が明るく澄みわたること。また、そのさま。[初出の実例]「如何なればかくも曾て経たることしもなく明鬯(メイチャウ)親切のこころ饒(ゆた)かなるぞや」(出典:病間録(1901‐05)〈綱島梁川〉宗教上の光輝)[その他の文献]〔陸雲‐喜霽賦〕② 音声があきらかでのびのびしていること。また、そのさま。〔宋史‐王沔伝〕③ 論旨があきらかで筋道が通っていること。また、そのさま。[初出の実例]「理致明鬯(めいチャウ)にして」(出典:駿台雑話(1732)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例