星斗(読み)セイト

デジタル大辞泉 「星斗」の意味・読み・例文・類語

せい‐と【星斗】

星。星辰せいしん
自分は―賑しき空をば遠く仰ぎながら」〈荷風・ふらんす物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「星斗」の意味・読み・例文・類語

せい‐と【星斗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「斗」は北斗星など天の南北にある星座の名 ) ほし。星辰(せいしん)
    1. [初出の実例]「眇視懲世之師。如赫日光中看星斗」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)示性空本禅人)
    2. 「討手の上使とおぼしく高挑燈(ぢゃうちん)星斗(セイト)のごとく」(出典:浄瑠璃・関八州繋馬(1724)三)
    3. [その他の文献]〔晉書‐元帝紀論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「星斗」の読み・字形・画数・意味

【星斗】せいと

ほし。唐・李白清渓主人に宿す〕詩 簷楹(えんえい)、星斗を挂(か)け 枕席風水かす

字通「星」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android