清渓(読み)せいけい

精選版 日本国語大辞典 「清渓」の意味・読み・例文・類語

せい‐けい【清渓・清谿】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 清らかな谷川。澄んだ谷川の水。
    1. [初出の実例]「雲鶴晴飛紫霄上、野猿清叫清渓口」(出典経国集(827)一三・九日林亭賦得山亭明月秋応太上天皇製〈巨勢識人〉)
    2. 「その下を流るる鳥居川の清渓(セイケイ)と四辺を囲む青山の姿とに」(出典:重右衛門の最後(1902)〈田山花袋〉四)
    3. [その他の文献]〔張正見‐賦得垂柳映斜谿詩〕
  2. [ 2 ] ( 清渓 ) 中国、唐代の県。現在の四川省沱江(たこう)下流の内江県の東北にあった。〔李白‐峨眉山月歌詩〕

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清渓」の解説

清渓 せいけい

?-1382 南北朝時代の尼僧
畠山家国の娘。鎌倉公方(くぼう)足利基氏(もとうじ)と結婚し,氏満(うじみつ)を生む。円覚寺の方外宏遠,義堂周信に師事し,貞治(じょうじ)6=正平(しょうへい)22年夫の死を機に出家鎌倉臨済宗(りんざいしゅう)太平寺を中興し,その長老となる。のち同寺は鎌倉尼五山の筆頭におかれた。永徳2=弘和(こうわ)2年6月4日死去。

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普及版 字通 「清渓」の読み・字形・画数・意味

【清渓】せいけい

清い谷川。

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