春光(読み)シュンコウ

デジタル大辞泉 「春光」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐こう〔‐クワウ〕【春光】

春の日の光。春の日ざし。また、春の景色 春》「―や蘆にも見えて波一重/石鼎
[補説]書名別項。→春光
[類語]春景色春色

しゅんこう【春光】[書名]

稲畑汀子の俳句集。昭和61年(1986)刊行

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精選版 日本国語大辞典 「春光」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐こう ‥クヮウ【春光】

〘名〙 春のけしき。春の風光。はるもよう。春景。また、暖い春の日ざし。《季・春》
文華秀麗集(818)上・和金吾将軍良安世春斎別筑前王大守還任〈嵯峨天皇〉「山随客路春光送」
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉八「室内の春光(シュンクヮウ)は飽く迄も二人母子に穏かである」 〔李白‐贈韋侍御黄裳詩〕

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普及版 字通 「春光」の読み・字形・画数・意味

【春光】しゆんこう(くわう)

春の風光。梁・呉孜〔春閨怨〕詩 玉關、信斷ゆ 借問す、相ひ(そら)んぜざるや 春光、太(はなは)だ(こころ)無し (まど)を窺ひ來(きた)りて見參す

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