春照宿(読み)すいじようしゆく

日本歴史地名大系 「春照宿」の解説

春照宿
すいじようしゆく

[現在地名]伊吹町春照

北国脇往還宿駅で、宿場家並は約七〇〇メートル。藤川ふじかわ宿から一里一一町、次宿は伊部いべ宿(現東浅井郡湖北町)藤川宿から西に向かう往還は宿場へ入って北西に向きをかえ、宿場の北西端で長浜方面へ向かう道を分岐する。「明治物産誌」によると戸数一七二のうち約四〇戸は街道筋で酒屋・醤油屋・旅宿、その他雑商を営んでいた。文久三年(一八六三)の公定運賃は藤川宿へ本馬一疋九一文・軽尻一疋五六文・人足一人四五文、伊部宿へ本馬一疋二〇九文・軽尻一疋一二六文・人足一人一〇二文、長浜へ本馬一疋二〇九文・軽尻一疋一二六文・人足一人一〇二文(坂田郡志)。助郷村は五一ヵ村(加助郷一一・定助郷四〇)。元禄年間(一六八八―一七〇四)にそのうち一四ヵ村が中山道柏原かしわばら宿(現山東町)醒井さめがい宿・番場ばんば宿(現米原町)に移された(坂田郡志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「春照宿」の解説

春照宿

(滋賀県米原市)
湖国百選 街道編指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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