春登(読み)シュントウ

デジタル大辞泉 「春登」の意味・読み・例文・類語

しゅんとう【春登】

[1769~1836]江戸後期の国学者時宗じしゅうの僧。武蔵あるいは甲斐の人。音韻学に通じた。著「万葉用字格」「五十音摘要」など。

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精選版 日本国語大辞典 「春登」の意味・読み・例文・類語

しゅんとう【春登】

  1. 江戸後期の僧侶・国学者。甲州の人。時宗西念寺二七世住職音韻の学に詳しく、著に「万葉用字格」「五十音摘要」など。明和六~天保七年(一七六九‐一八三六

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「春登」の解説

春登 しゅんとう

1773-1836 江戸時代後期の僧。
安永2年8月28日生まれ。時宗。甲斐(かい)(山梨県)西念寺で出家し,寛政6年(1794)同寺をつぐ。のち京都七条道場の寮主,武蔵(むさし)関戸(東京都)延命寺,京都聞名寺の住職をつとめる。「万葉集」を研究して音韻にくわしかった。天保(てんぽう)7年10月18日死去。64歳。甲斐出身。俗姓山本。法名ははじめ輪丈,倫丈。号は其阿,大麓斎。著作に「万葉用字格」など。

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