昧爽(読み)マイソウ

精選版 日本国語大辞典 「昧爽」の意味・読み・例文・類語

まい‐そう‥サウ【昧爽】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「昧」はほの暗い、「爽」は明らかの意 ) 夜のあけがた。夜が明けかかっているとき。あかつき未明昧旦
    1. [初出の実例]「大赦天下。自慶雲四年七月十七日昧爽以前大辟罪以下」(出典:続日本紀‐慶雲四年(707)七月一七日・宣命)
    2. 「昧爽(〈注〉ヨアケ)に起きて、吾が穡事を勉めたり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)
    3. [その他の文献]〔書経‐太甲・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「昧爽」の読み・字形・画数・意味

【昧爽】まいそう(さう)

未明。〔書、牧誓〕時(こ)れ甲子(の日)昧爽、王、(あした)にの郊牧野に至り、乃ち誓ふ。

字通「昧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む