智暹(読み)ちせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「智暹」の解説

智暹 ちせん

1702-1768 江戸時代中期の僧。
元禄(げんろく)15年10月生まれ。浄土真宗本願寺派若霖(じゃくりん)に師事郷里播磨(はりま)(兵庫県)真浄寺の住職となる。明和元年「浄土真宗本尊義」をあらわして,同門の法霖,義教を批判し(明和の法論),本山から同書の絶版を命じられる。明和5年5月14日死去。67歳。没後「略述法身義」と改題して再刊をゆるされた。字(あざな)は慈等。号は遊心斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む