デジタル大辞泉 「暇を取る」の意味・読み・例文・類語 暇ひまを取と・る 1 休暇を取る。暇をもらう。「法事のため―・る」2 使用人などがやめる。また、妻のほうから離縁する。暇をもらう。「―・って実家へ戻る」3 時間がかかる。暇どる。「―・る作業」 暇いとまを取と・る 主人や夫に願い出て、主従や夫婦の関係を断ち切る。「―・って郷里に帰る」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「暇を取る」の意味・読み・例文・類語 ひま【暇】 を 取(と)る ① 休暇をとる。ひまをもらう。[初出の実例]「上下五日のひまをとらするぞ」(出典:説経節・をくりの判官(1718頃か)五)② 使用人などがやめる。また、妻の方から縁を切る。ひまをもらう。[初出の実例]「サアサア梅が枝、源太殿に隙取た」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)四)③ 時間がかかる。手間をとる。[初出の実例]「果てしなく隙をとれば、男待兼て」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)二) いとま【暇】 を 取(と)る 夫や主人に願い出て、夫婦や主従の関係を解消する。ひまをもらう。離婚する。勤仕をとりやめる。⇔いとまをやる。〔文明本節用集(室町中)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例