曲論(読み)キョクロン

デジタル大辞泉 「曲論」の意味・読み・例文・類語

きょく‐ろん【曲論】

[名](スル)道理を曲げて論じること。まちがいを正しいものとする議論。「自己正当化のために曲論する」
[類語]愚論暴論

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精選版 日本国語大辞典 「曲論」の意味・読み・例文・類語

きょく‐ろん【曲論】

  1. 〘 名詞 〙 道理に合わない議論。正しくない議論。曲説
    1. [初出の実例]「斯様な弁解をするのが大なる曲学の曲論(キョクロン)ではないか」(出典:裸に虱なし(1920)〈宮武外骨曲学者の曲論)
    2. [その他の文献]〔文心雕龍‐論説〕

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普及版 字通 「曲論」の読み・字形・画数・意味

【曲論】きよくろん

正しくない議論。〔文心雕竜論説〕唯だ君子のみ、能く天下の志にず。安(いづく)んぞ以て曲論すべけんや。

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