有久寺温泉(読み)ありくじおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「有久寺温泉」の意味・わかりやすい解説

有久寺温泉
ありくじおんせん

三重県南部,紀北町にある温泉泉質硫黄泉泉温10℃。鎌倉時代から霊泉として知られ,胃腸病,神経痛皮膚病などにきくといわれる。宿の近く薬師堂がまつられ,ひなびた湯治場雰囲気をもつ。静養客や療養客の利用が多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「有久寺温泉」の意味・わかりやすい解説

有久寺温泉
ありくじおんせん

三重県南部、北牟婁(きたむろ)郡紀北町(きほくちょう)にある冷泉硫黄(いおう)分を含み、神経症、皮膚病に効くとされ、近郷の人々の湯治場として古く利用されてきた。ひなびた温泉宿が1軒ある。JR紀勢本線紀伊長島駅からバスで7分、有久寺口で下車、さらに徒歩15分。

[伊藤達雄]

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デジタル大辞泉プラス 「有久寺温泉」の解説

有久寺温泉

三重県北牟婁郡紀北町、赤羽川の支流上流にある冷泉。湯は硫黄分を含み、古くから湯治場として知られる。

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