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木村雨山 きむら うざん

美術人名辞典の解説

木村雨山

加賀友禅染織家。和田雲嶂に加賀友禅を、大西金陽に日本画を学ぶ。日展審査員。人間国宝。昭和52年(1977)歿、86才。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

木村雨山 きむら-うざん

1891-1977 大正-昭和時代の染色作家。
明治24年2月21日生まれ。和田雲嶂(うんしょう)に加賀友禅を,大西金陽(こんよう)に日本画をまなぶ。昭和9年帝展特選。戦後は日展,日本伝統工芸展で活躍し,友禅の伝統技法に現代感覚をとりいれた作風をうちたてた。30年人間国宝。昭和52年5月9日死去。86歳。石川県出身。石川工業補習学校卒。本名は文二。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

木村雨山
きむらうざん
(1891―1977)

友禅作家。本名文二。金沢の人。地元の和田雲嶂(うんしょう)について加賀友禅を修業するかたわら、石川県立工業補習学校自在画図案科を卒業。縮緬地(ちりめんじ)友禅訪問着「花鳥」が1934年(昭和9)第15回帝展で特選となり、帝展・日展で活躍。柔軟な感受性を基盤にして技術に新しい解釈をもたらし、斬新(ざんしん)で格調高い色使いなどで独自の芸術的境地を示した。55年(昭和30)重要無形文化財保持者に認定。[今永清士]

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