木目細か(読み)キメコマカ

デジタル大辞泉 「木目細か」の意味・読み・例文・類語

きめ‐こまか【木目細か/肌理細か】

[形動][文][ナリ]《「きめごまか」とも》
皮膚や物の表面がなめらかなさま。「―な肌」
物事に細かく気を配るさま。「―な指導
[類語]細かいこまやか細心綿密細緻さいち緻密繊細デリケートデリカシー神経質

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精選版 日本国語大辞典 「木目細か」の意味・読み・例文・類語

きめ‐ごまか【木目細・肌理細】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「きめこまか」とも )
  2. 人の皮膚や物の表面が繊細でなめらかなさま。
    1. [初出の実例]「きめごまかに骨ほそなる所いはふやうはなけれど」(出典:評判記・役者評判蚰蜒(1674)玉川三彌)
  3. 物事に細かく気を配ってぬかりがないさま。また、特に、損得勘定に細かいさま。
    1. [初出の実例]「是は亭主、きめこまかに気を付けられての祝ひ」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)五)

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